館山市城山公園のサルやキバタンの飼育状況はひどかった
２月２日（土）の午後、館山市城山公園に行ってサルのランちゃんとジョーちゃんの様子を見てきました。やはりひどい飼育状況でした。入口から坂道を登っていくと、孔雀園というところがあってそこを入るとすぐ右手にランちゃんの檻がありました。古くて暗くてじめっとした汚い檻で、長年野ざらしにしているので全体が錆だらけです。檻の中には最近入れたのか新しい毛布が入れてありました。中にあるのは木の棒が横にあるのとその毛布だけ。あとは角のところに小さな三角形の板（寝床？）があるだけです。普通動物園であれば営業時間外は室内の寝室に移動させると思うのですが、ここはそんなのありません。寒い日も暑い日も野ざらし。。
ジョーちゃんはどこにいるのかと思って辺りを見まわすとそこから少し離れた奥まった場所に檻がありました。え？ここにいるの？という感じで全くわからず、気づいてないお客さんも結構いました。薄暗くてじめっとした感じでとても可哀そうです。上にぶら下がっているタイヤがあるだけです。寒いときはどうしているんだろう？いつも同じ場所にいて同じ方向を見ているので、その視線の先を見てみると、それはランちゃんの檻の方でした。お母さんいるって分かっているのかな？切ないですね。
飼育員の人がいるのかと思い辺りを見まわすも、人の気配はまるでありませんでした。いざ災害なんか起きたり、動物に異変があったりしたらどうするんだろう？危機管理が全くない状態です。
キバタンはどこだろうと思ったらジョーちゃんの檻の隣に小屋があって、その中の小さな鳥かごに入れられていました。ボロボロの小さな鳥かごは掃除もされておらずフンがたまっています。ありえない状況に絶句するばかりの私でした。余りにも鳥かごが小さいので羽をのばすこともできず窮屈そうでした。大きく羽をのばして飛んでみたいよね？
これが現実です。サルは単独で暮らしていく動物ではありません。１匹だけ小さな檻の中に閉じ込めて、適正な飼育をしていると言えるのでしょうか？明らかに動物虐待の何ものでもなく、到底許されることではありません。どうか皆様の声を館山市へ届けてください。このままでは動物の苦しみが続くだけです。一刻も早くこの状況を変えるべくどうかよろしくお願いいたします。
■館山市に意見を届けてください！
▼金丸 謙一市長 あて
市長へのメールフォームはこちらから
郵便の宛先 〒294-8601 千葉県館山市北条1145-1
電話：0470-22-3111
ファックス：0470-23-3115
▼館山市都市計画課
メールアドレス：tosikeikaku@city.tateyama.chiba.jp
電話（公園係）：0470-22-3610
