台風が過ぎ去って

昨晩の台風はものすごい広範囲に被害をもたらしたようで、被災された方には心からお見舞いを申し上げます。

わたしも木曜日の段階からお水とか食糧を準備した方がいいと思って、少しですがお水やパン、それからうちのカンナちんのごはんも余分に買っておきました。

金曜日になると、もうちょっと買い足しておこうと思って、午後には近所のヤオコーやコンビニに行ったのですが、見事にお水は売り切れていました。パンのコーナーもガラガラで一つも残っておらずびっくり。仕方ないのでパックの麦茶やおせんべいなんかを買っておきました。

土曜日はいつもどおり３時過ぎには起きたんですが、その時点ではそれほど雨が降ってはいませんでした。徐々に雲行きが怪しくなり、雨が強く降り出してきました。これはまずいと思い、朝の段階でベランダのシャッターを下ろして一日中電気つけっぱなしにしていました。それにしても雨の量が尋常ではなく、ダイニングルームの小さな窓のところからは物凄い音が聞こえてくるのでびっくりでした。いつまで降り続けるんだろうというくらいすごい雨降りで、こんなに凄い雨は今まで経験したことはありませんでした。この状態では外に出るのはまず無理なので、テレビをつけてひたすらじっとしていました。うちのカンナちゃんはそんなのは一向に気にならないのか、いつもどおりのびのびしています。わたし一人があたふたと焦っていました。夕方過ぎあたりからは雨とともに風も強くなり、おまけに河川が氾濫しそうだという情報が入ってきたので、初めて恐怖を感じました。わたしの住んでいる地域も、避難勧告が出ていましたが、いかんせんこの暴風雨で外に出たらもっと危険です。２階でじっとしているほかありません。わたしはひたすらもし万が一のことがあったら、カンナちんをどうやって連れ出そうかとか、そんなことばかり考えていました。幸いなことに停電もなく、インフラが途絶えることはなかったので一晩なんとか乗り切ることができました。

今まで台風といえば強風だけのイメージだったので、今回みたいな河川の氾濫という恐怖もあるのだと改めて実感しました。もっと防災について勉強して、何があっても生き延びることができるように対応できるようにしないといけないな、と思いました。特に自宅にワンちゃんや猫ちゃんがいる方は自分だけでないので、そういった知識も必要だと思います。それにしても野良猫ちゃんや野良犬ちゃん、その他飼育されている動物たちはどうなっているのでしょうか。とても心配です。