パンダ笹団子のブログ

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奄美大島のノネコ駆除について週刊文春に記事掲載

奄美大島のノネコ駆除の計画があるのをご存知でしょうか?アマミノクロウサギは固有種として保護の対象となっています。ですが、猫による補食が確認されたとして、長期的に捕獲して殺処分するというものです。ですが、じっさいにはアマミノクロウサギの確かな個体数を調査したわけでなく、アマミノクロウサギの死亡原因はロードキル(交通事故)が圧倒的です。また、個体数が減少しているわけでもなく、むしろ農業被害が出ているそうです。ノネコというカテゴリーは初めて知ったのですが、いわゆる家猫と野良猫は動物愛護法のカテゴリーに入るけれども野生化している猫は別枠となり鳥獣法のもと、殺処分してもいいのだということになります。いくら殺処分ゼロを目指してもノネコの殺処分はカウントされないのです。元々種として同じ猫であり、たまたま住環境が違うだけでカテゴリー分けをして安易に殺処分するようなシステムを作っていいのでしょうか?環境省と地元の自治体が躍起になって猫の殺処分を進めるのは、その裏にユネスコへの自然遺産登録という目標があるからです。一度却下されていますからなんとしても自然遺産登録までこぎ着けたいのでしょう。アマミノクロウサギを保護するために猫は外来種で排除すべきであると地元に啓蒙するような活動もしています。

実はWWF外来種であるノネコを排除するのはやむを得ないという見解だったので、何度も質問してみました。けれどもどうも納得がいきません。ボランティアの皆さんが、必死に殺処分を食い止めようとTNRを頑張って実施されているのです。詳しい記事が先週発売の週刊文春に掲載されています。今日までなら購入可能です。是非読んでいただき事実を知って下さい。宜しくお願いいたします。