パンダ笹団子のブログ

パンダちゃんや動物中心のブログです

パンダの高高(ガオガオ-GaoGao)が故郷の中国へ帰国

ちょっと前の話しですが、2018年11月1日にアメリカからパンダの高高(ガオガオ-GaoGao)が故郷の中国へ帰国しました。サンディエゴ動物園でずっと飼育されてきたパンダで、既に28歳とのことです。しかもサンディエゴ動物園で一緒に暮らしていた白雲(バイユン)との間にはたくさんの子供をもうけています。もともと野生のパンダで、怪我をしているところを保護されたようです。残念ながらサンディエゴ動物園には行ったことないので、実際にガオガオに会ったことはありません。もっと早く行っていればよかった、と後悔です。今は都江堰基地の老人ホーム(老パンホーム?)にいるので、一般では公開されていないんですよね。

高齢のパンダ「高高」、米国から帰国 写真5枚 国際ニュース:AFPBB News

どうしてガオガオのことが気になるかというと、たまたまアマゾンで「パンダ~自然に帰る」というドキュメンタリービデオを買ったのですが、その主人公がガオガオだったのです。今から24年前の1995年中国の自然保護区が舞台で、怪我を負ったガオガオがそこで保護されていました。担当飼育員が楊さんという方なのですが、ものすごく愛情いっぱいに育てているのです。1995年というとそんなに昔という感覚ないのですが、今と比べたらパンダの飼育方法は全く違っているようで、とってもアットホームでほのぼのとしていました。他の飼育員の人たちもすごく優しい感じの人たちで、きっとガオガオはのびのびと育てられたんだろうな、と思いました。子供の頃のガオガオはものすごくかわいくて、ちょっとしもぶくれでベビーフェイスに見えるんですよね。ガオガオを山に返すところまでがこのドキュメンタリーなのですが、じゃあどうしてサンディエゴ動物園なの?って思いませんか?わたしも不思議に思ったのですが、結局山に返してもすぐに戻ってきちゃったみたいです。なんか笑っちゃいますが、このDVDを見たら、その理由は分かります。だって普通に考えてみても、野生の動物を人間の手で育てたら野生に返すのは難しいですよね?恐らくこの時は野生に返すためのノウハウは確立されていなかったろうし、あんなにかわいがって育てていたら、そりゃあ戻ってくるよなあ、と見ていて思いました。でも本当にガオガオが無邪気でかわいいんですよ。結果的にサンディエゴ動物園で幸せに暮らして、子供もいっぱいできたし、あとはゆっくりと幸せに暮らしてくれればいいなあって思います。

子供時代のガオガオを育てた飼育員の楊さんは、帰国したガオガオに会ったのでしょうか。わたしとしては懐かしの再会を果たして欲しいな、という気持ちでいっぱいです。ガオガオ覚えているのかな?